肥満には内臓脂肪型肥満と皮下脂肪型肥満がある。
皮下脂肪型肥満は下腹部、太もも、お尻の周り、腰の周りの皮下に脂肪が蓄積するタイプで、その肥満の形から「洋ナシ型肥満」と呼ばれている。
脂肪には燃焼していく順番があって、運動などで脂肪を落とすにも、まず血中脂肪、次に内臓脂肪、それから皮下脂肪を取ることになる。
つまり、運動すれば内臓脂肪は比較的簡単に減少するのだが、そこから皮下脂肪を減らすためには、運動を継続させなければならない。
最低でも1ヶ月くらいの努力は必要。
最近の体重計はほとんどが体脂肪率計付きだが、ここで計測される脂肪率とは皮下脂肪のことだ。
測定方法の関係で内臓脂肪率はわからないが、皮下脂肪率が判れば肥満の目安にはなるし、毎日の変化を見るのに有効。
また、体脂肪率を計るには、皮下脂肪厚を測る方法もある。
これは上腕の後ろ(上腕三頭筋)と肩甲骨の下の皮下脂肪厚をキャリパーと呼ばれる測定器でつまんで測定する方法だ。
測定された皮下脂肪厚から体脂肪率を算出する。
さて、気になる皮下脂肪といえば、おなかの脂肪、というよりもポッコリ出た腹。
おなかが気になると始めるのが腹筋運動。
腹筋を鍛えることによって、垂れ下がりそうな内臓をしっかり支えることができる。
ところで、特定の部位の筋肉を鍛えることはできるが、特定の部位の脂肪を減らすことはできない。
おなかの脂肪だけを取ることはできないのだ。
そこで、腹筋運動と並行して、全身の筋肉トレーニングが必要になるが、無理をしては続かないので、できる運動から始めてみよう。
ジョギングでもきつければ、速歩きでもいいのだ。
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